新NISAとラストエリクサー症候群
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新NISAとラストエリクサー症候群
ラストエリクサー症候群という言葉を知っていますか。
これはゲーム内の希少アイテムを温存した結果、結局使うことなく終わってしまう様子を指した言葉だそうです。
新NISAにおいて運用効率を最大にするには、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」 のような内部で再投資されるタイプの投資信託を購入し運用し続けるのが良いと言われています。
ここでふと思いました。
新NISAにもエリクサー症候群のようなことが起きうるのではないかと。
大事に取り崩さずに運用を続けた結果、ほとんどとりくずすことなく終わる。
新NISAは売却しなければ、特定口座と同じ。むしろ弱点があるとすら言えます。
この場合、新NISAの非課税という利点をほとんど活用できない。
改めて考えるともっと新NISAの利点を使っていく形にシフトした方が良いのではなかろうかと思ったわけです。
積極的に非課税効果を使うとするとパッと思いつく安直な方法は次の2つ。
(個別株は新NISA枠でのコントロールが難しいので今回は考えないことに)
- 分配金の出ないタイプの投資信託を新NISA枠で運用、自分で取り崩しを行いセルフ配当する
- 分配金の出るタイプの投資信託を新NISA枠で運用する
セルフ配当はコントロール自在だけれど、結局もったいなくなって取り崩さなかったりしそうなところが難点。
そう考えると素直に分配金の出るタイプの投信信託を運用するのが精神的負荷は低い。
あれこれ考え始めると非常に悩ましい。
そして、しばらく考えてみた結果、くまは考えるのをやめた。
とりあえず、現状維持で良いか、、、と。