SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)8月の月次レポートを見る
『SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)』の8月の月次レポートが公開されていましたので、いつも通り見ていきたいと思います。
月次レポート https://doc.wam.abic.co.jp/ap02rs/contents/pdf/8931123C_m.pdf
運用実績
8月の基準価格は前月比でマイナス。
7月に引き続いてのマイナスです。
これを書いている9月19日時点での基準価格は10,890円。
くまの収益はトータルでは辛うじてプラスに戻りましたが、回復への道のりは長いです。
アメリカではついにFRBが0.5%の利下げを決めました。
情勢の変化とともにファンドのパフォーマンスがどうなっていくのか気になるところです。
ポートフォリオの状況
配当利回りは前回の3.87%から0.05%の上昇。
先月から引き続き株価が下落しているので、その影響と思われます。
PBRは前回の1.54倍から1.56倍へ0.02上昇。
PBRは1倍~1.5倍程度が適正とされているので、まだ適正範囲内。
ROEは前回の11.33%から12.31%へ1.02%上昇。
経営効率の良さを表すROEは10%を超えていれば良いされてています。
先月と比べても上昇していますし、問題はなさそうです。
ファンド運用状況
8月は銘柄数の増減はなし。
7月に増やした高配当銘柄のウェイトを減らして、増配銘柄などのウェイトを増やした様です。
詳細がわからないので何とも言えないところではありますが、
運用が右往左往しているかのようにも見えるところが気になりました。
利確をしていく過程でのウェイト変更なら良いのですが、そうでないなら残念な感じです。
また、今後の景気への見解についても気になります。
レポートには「景気の先行き懸念は後退」とありますが、うーん。
SBIアセットマネジメントの社長さんもX上で頻繁にリセッションを匂わせるポストをしています。
さて、どうなっていくことやら。見守るのみです。
以上、『SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)』の8月の月次レポートについての確認でした。
月次レポートについては来月も見ていく予定です。よろしくお願いします。