SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)6月の月次レポートを見る

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『SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)』の6月の月次レポートが公開されていましたので、いつも通り見ていきたいと思います。

月次レポート https://www.sbiam.co.jp/fund/pdf/8931123C_japanhighdiveq_dis4_mr_2406.pdf

運用実績

基準価格
11,888円
前月末比
+36円

基準価格は6月も横這いが続きました。
直近の基準価格の推移を見ると、7月に入ってレンジを上抜けした感はあります。
とはいえ、今後の景気後退の可能性などを考えると楽観視はできず。
アクティブ運用のかじ取りに期待したいところです。

ポートフォリオの状況

配当利回り
3.53% ↓
PBR
2.12倍 ↑
ROE
11.99% ↑

配当利回りは前回の3.73%から0.2%の減少。
5月から減少が続いています。
ファンド運用状況の方に今後の金利上昇の恩恵を狙って、銀行業、保険業を増やしている旨の記載があります。
銀行、保険系は配当利回りが低いところが多いのでこちらの影響が大きそうです。

PBRは前回の1.39倍から2.12倍へ0.73倍割高方向へ増加。
PBRは1倍~1.5倍程度が適正とされているので、やや割高感が出てきました。

ROEは前回の11.26%から11.99%へ0.73%増加。
経営効率の良さを表すROEは高いほど良いのでこちらは良好な結果でした。

ファンド運用状況

売却
追加
SANKYO、川崎汽船、ディスコ、SUBARU、SCREENホールディングス、アドバンテスト、UTグループ、MIXI、アダストリア、ファーストリテイリング、レーザーテック、アステラス製薬

6月も5月に引き続き、銘柄数を増やして分散をしていく運用だったようです。

MIXI アステラス製薬など売却と追加が短期間で実施されている点について、少し気になりました。 どのタイミングで売買されているか等の詳細は知る由もないので何とも言えないところではあります。

そして、先月のレポートに引き続き、今月も「組入れ銘柄数50」でした。
ファンド運用状況の記載内容では追加があるけれど銘柄数は増えていない。

上位30銘柄で占める割合は69.08%。
30位の石油資源開発が1.33%、これを20倍すると26.6%。
ポートフォリオの株式組み入れ比率が94.76%、69.08%+26.6%=95.68%。

レポートにすべての追加や売却が記載されているわけではないということなのかもしれません。



以上、『SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)』の6月の月次レポートについての確認でした。

そういえば7月の分配金の金額が前回と同じ140円でお知らせが出ていました。
https://www.sbiglobalam.co.jp/release/pdf/prs240710_02.pdf

月次レポートについては来月も見ていく予定です。よろしくお願いします。




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