ドル円の振り返りと今後の見通し(12/1~)
こんにちわ。くまです。
いつものように、ドル円の1週間を振り返りつつ、今週の見通しについて考えていきます。
1週間の振り返り

先週のドル円は指標などの材料が少なかったこともあってか大きな動きはありませんでした。
156円台前半からスタートしたドル円は、月曜日に少し上昇して157円台にのせたもののすぐに失速。
その後はFOMCでの12月の利下げ織り込みと日銀の12月利上げ織り込みが進んだことなどもあり、
少し下の水準155円台中盤~156円台中盤でのヨコヨコとした動きになりました。
終値は156.128円で週を終えています。
■ くまの取引実績
| 評価損益 | 0 円 |
| 決済損益 | 0 円 |
| スワップ損益 | 0 円 |
155円台前半で逆張りスタンバイしていたもののそこまで下がってこなかったので、空振り。
155円台中盤も考えていないでもなかったのですが、浅いかなと思って狙いからは外していたので致し方なし。
約定なしの一週間でした。
今週の見通し
<12/1からの主なイベント>
・12/1(月)ISM製造業景況指数
・12/2(火)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
・12/3(水)ADP雇用統計
・12/3(水)ISM非製造業景況指数(総合)
・12/4(木)新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
・12/5(金)個人消費支出(PCEデフレーター)
・12/5(金)個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)
先週と打って変わって今週はイベントが盛りだくさんです。
とはいえ、米国の雇用統計は再来週に延期。
難しい環境が続いています。

そして今週の予想。
気持ち的には短期的には下なのだけれど、あまりそれを後押しする要素はない感じです。
チャートの形は短期的には少し下に崩れそうな気配は見せています。
が、アメリカの12月利下げの織り込みと日銀の12月利上げの織り込みが進んでいる状況です。
この想定が外れた場合に動くのは上。円安方向の確率が高い。
加えてチャートの長期の足も依然として上方向。
出てくる可能性のある材料には総じて上向きの値動きを後押しするものが多いです。
これら踏まえて考えると、FOMCを来週に控えての様子見もあり、上下はしつつもヨコヨコとした動きになるのではないかと予想。
今週のトレードは基本無理せず、下がったところでロングできたらしていくくらいで立ち回るのがよさそうです。
狙いどころは155円台前半、153円、151円後半~152円辺り。
下がってこなければさっぱりと諦めるくらいのスタンスで臨みたいと思います。
以上、今週の予想でした。
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