ドル円の振り返りと今後の見通し(11/3~)

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こんにちわ。くまです。
いつものように、ドル円の1週間を振り返りつつ、今週の見通しについて考えていきます。

1週間の振り返り

10/27週のドル円はFOMC、日銀金融政策決定会合を経て大きく円安が進んだ一週間になりました。

月曜日152.756円から始まったドル円、週の前半は直近のレンジ内での動きに終始。

動きに変化の兆しが見え始めたのは、FOMC後に行われた会見でのパウエルさんの発言後。
FOMC自体は予想通りの利下げでしたが、会見で年内の残りの利下げ見送りの可能性が出てきたため円安方向へ。

レンジの上抜けをうかがう展開になりました。

ここに追い打ちをかけたのが植田日銀総裁。
「春闘の動きをみるまでは…」といった発言によって、しばらく利上げが行われない可能性が示唆された結果、 ドル円はついにレンジを上抜けして大きく上昇。

一時は154円台半ばの高値をつけ、終値154.004円で週を終えました。

■ くまの取引実績

評価損益 0 円
決済損益0 円
スワップ損益0 円

上昇していくドル円を眺めるだけの一週間でした。

今週の見通し

<11/3からの主なイベント>

・11/03(月)ISM製造業景況指数
・11/04(火)雇用動態調査(JOLTS)求人件数
・11/05(水)ADP雇用統計
・11/05(水)ISM非製造業景況指数
・11/06(木)新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
・11/07(金)雇用統計

引き続き、アメリカの政府機関の閉鎖は継続中。
そんなわけで雇用統計の発表は行われない可能性が高いです。
指標で大きく動く可能性は低そう。

アメリカは利下げペース鈍化の可能性が高まっていること、 日銀の利上げは遅くなる見込みということを踏まえると ドル円は円安方向への圧力が強くなりそうです。

直近のドル円は153円台後半からマンスリーピボットのR3 154.489円の手前で小さなレンジを形成しています。
まずは週明け、このレンジを上に抜けるかどうかに注目です。

上に抜けた場合、次のターゲットは156円台後半で見ています。
逆に下に抜けた場合は、152円台前半。

どちらにレンジを抜けた場合も値幅が大きい為、トレードにあたってはしっかりと見極めていきたいところです。
もろもろの状況を踏まえると抜けるなら上の可能性が高いと考えています。

以上、今週の予想でした。

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