ドル円の振り返りと今後の見通し(7/28~)

こんにちわ。くまです。
いつものように、ドル円の1週間を振り返りつつ、今週の見通しについて考えていきます。
1週間の振り返り
参議院選挙の与党過半数割れの結果がどう相場に影響してくるのか。
注目の結果は下落でした。
月曜日、147.886円。大きな窓を開けたところから始まったドル円は、ある程度窓埋めするも結局下方向へ。
水曜日に日米の関税合意報道と石破首相の退陣報道が出て、ドル円は上昇して円安方向へ動くもその後の石破首相の退陣否定報道で再び下落しました。
そこから木曜日にかけて日銀の利上げ観測が強まりなどの影響もあり146円付近まで下落しましたが、ここでサポート。
失業保険申請件数の結果が悪くなかったことなどをうけて週末にかけて上昇しました。
最終的に、金曜日には終値147.65円で週を終えています。
■ くまの取引実績
評価損益 | 0 円 |
決済損益 | 10,000 円 |
スワップ損益 | 0 円 |
146円でロング入ったのですが、最近握力がなくなっていてあっさり利確。
ドカンはしていないけれどコツコツ。
プラスなので良しとします。
今週の見通し
<7/28からの主なイベント>
・7/29(火)雇用動態調査(JOLTS)求人件数
・7/30(水)ADP雇用統計(前月比)
・7/30(水)四半期別GDP速報
・7/30(水)FOMC終了後政策金利発表、パウエルさん会見
・7/31(木)四半期雇用コスト指数
・7/31(木)PCE物価指数
・7/31(木)新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
・8/1(金)雇用統計
・8/1(金)ISM製造業景況指数
今週のドル円相場を予想していきます。
今週はイベント盛りだくさんかつ不確定要素も多く、正直予想が難しい。
ネット上をみても暴騰派と暴落派で予想が二極化しているように見えました。
不確定要素の一つ目、政策金利まわり。
FOMCによる利下げは多分なし。据え置きだろうと思われますが、トランプさんがいつものように利下げ圧力を強めているとの話もあります。
もし利下げされたら大きなサプライズになりそうです。
加えて日銀の動き。最近急に利上げを匂わせてきているようで、急に利上げが行われればこちらもサプライズ。
利上げがあるなら、事前リークの可能性が高いので火曜日か水曜日の夜辺りには注意が必要かもしれません。
不確定要素の二つ目、関税関係。
中国、EUが報復関税の準備をしているという話があり、これが発動されればドル円にも影響がでるはずです。
で、結局予想はどうなんだと。
現在いる位置がレンジの高値圏であることなど考えると、どちらかと言えば下方向で予想しています。
下落した場合、一番近くの反発しそうなところは146円。
ここを下に抜けた場合は143円や142円も視野に入ってくるのではないかと考えています。
逆に予想がはずれて上に行った場合。
こちらは149円~150円がレジスタンスになってくると考えています。
今週は大きく荒れる可能性もあります。難しいときは無理に相場に参加ぜずに静観というのも一つの手かもしれません。
以上、今週の予想でした。
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