ドル円の振り返りと今後の見通し(6/2~)

こんにちわ。くまです。
いつものように、ドル円の1週間を振り返りつつ、今週の見通しについて考えていきます。
1週間の振り返り
5/26週のドル円の動きを一言でいえば上がってヨコヨコでした。
27日、日銀植田総裁が「物価目標達成のため、必要なら利上げも辞さない」と発言するものの無風。
理由はあまり分からないものの、ドル買いが進み144円台へ。
29日、米国際貿易裁判所がトランプ大統領の関税政策の一部を違法と判断。
これを切っ掛けに146円台まで円安が進みました。
しかし、その後トランプさんが権限を駆使して関税は実施すると示唆したことから144円台へ下落。
その後はヨコヨコの展開が続きました。
最終的には143.038円の終値で週を終えています。
5か月連続の月足陰線は達成ならず。5月の月足はかろうじて陽線ということになりました。
■ くまの取引実績
評価損益 | 0 円 |
決済損益 | 5,000 円 |
スワップ損益 | 0 円 |
ちょっとだけ利確。
ここのところ慎重になりすぎてしまって、調子が悪いです。
トレードにはあるていどの思いっきりと雑さも必要だなと思う今日この頃です。
今週の見通し
<6/2からの主なイベント>
・6/2(月)ISM製造業景況指数
・6/2(月)パウエルさん発言
・6/4(水)ADP雇用統計
・6/4(水)ISM非製造業景況指数
・6/5(木)失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
・6/6(金)雇用統計
今週のドル円相場を予想していきます。
今週はイベント盛りだくさん。
そろそろ関税の影響もでてくるのでは?と考えていたのですが、
Grokさんに意見を求めてみたところ影響があったとしてもまだ軽微な物でしかないだろうとのこと。
どこまで信頼できるのかというのはありますが、そもそも最近は指標よりもトランプさんの政策についての動きの影響の方が圧倒的に強い。
段々慣れてきてトランプさんの発言の影響は小さくなってきてはいるものの、
まだまだ注目すべきはトランプさんの政策の行方の方だと感じています。
ドル円の予想。
引き続き大きな目線では下ですが、短期では横方向のレンジで考えています。
ちょうど今ドル円がいるところは140円~148円のレンジのほぼ真ん中。
米国債10年物利回りは過去にサポートされていたラインを抜けるかどうか、ドルインデックスについても反発をはじめたのか?といったところ。
方向感の読めない相場が続きそうです。
これらを踏まえて。
週明けからまずは143.4円~144.5円のレンジ内で動きがしばらく続くのではないかと考えています。
どちらに抜けるかは正直読めないので、基本は指標や予想外のイベントでこのレンジをどちらに抜けるのかを見ていきたいです。
トレードでは落ちたら買うを狙っていきたいののですが、直近のボラティリティは小さくなってきているので、143.4円近辺での逆張りはいったんスルー。
その一段下の142.35円前後での逆張りロングを狙っていきたいと考えています。
逆に上に抜けた場合は、5/29に付けた高値146.3円辺りまでの上昇はあると見ています。
ただ、くまの場合はきっとその上昇には乗ることができず、指をくわえて眺めているだけになると思います。
以上、今週の予想でした。
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