ドル円の振り返りと今後の見通し(5/5~)

こんにちわ。くまです。
いつものように、ドル円の1週間を振り返りつつ、今週の見通しについて考えていきます。
1週間の振り返り
4/21週の続き、144円の攻防から始まったドル円。
壁は厚く、月曜日の夜には決着。
142円まで下落しました。
その後ヨコヨコした展開ののち迎えた木曜日の日銀金融政策決定会合。
事前リークどおりの据え置きでしたが、植田さんの発言などから上昇。
何度も上抜けに失敗していた144円をついに抜けました。
上昇は146円手前まで続き、そこでいったん息切れ。
143円後半までの調整後、145円手前まで戻ってきたところで週を終えています。
想定よりも米指標の結果に良いものが多かったり、超えないだろうと思っていた144円を抜いてきたりと意外なことが多い一週間でした。
■ くまの取引実績
評価損益 | -161,700 円 |
決済損益 | 0 円 |
スワップ損益 | 5,555 円 |
先週はいつ落ちてきてもおかしくない水準でヨコヨコしていた期間が長かったので、結局約定なしでした。
捕まっているポジがなければもうちょっとアグレッシブにいくのですが、無理せず「いのちをだいじに」。
そんな1週間でした。
今週の見通し
<5/5からの主なイベント>
・5/5(月)ISM非製造業景況指数
・5/7(水)FOMC政策金利発表、パウエルさん会見
・5/8(木)失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
今週のドル円相場を予想していきます。
方向感が見えなくて難しい相場環境。
今週はFOMCがありますが、事前予想では今回は金利据え置きでほぼ確定。
市場では今後の利下げを多めに織り込んでいる感じがあります。
パウエルさんの発言次第でドル円は荒れそう。
先週からの上昇を継続するとしたら上限となりそうなのは148円前後。
下限は140円前後が重要なラインだと考えています。
現時点では、レンジの上限が上にずれて140円~146円の範囲内の動きに推移していくシナリオが最も可能性が高そうだと思っています。
材料は色々あるものの、方向感を決定づけるには決め手に欠ける。そんなイメージ。
ただ、トランプさんの影響が大きいのでその動き次第で大きく環境が変わる可能性があるのは相変わらず。
土曜日に関税関連でまた動きがあったようですし、さてどう影響してくることやら。
今週のくまの戦い方。
短期的な方向感は見えにくく、ボラは高め。
こんな状況なので冒険はせずに確度が高そうなところで小さな値幅をコツコツと狙っていくつもりです。
以上、今週の予想でした。
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