ドル円の振り返りと今後の見通し(2/3~)
こんにちわ。くまです。
いつものように、ドル円の1週間を振り返りつつ、今週の見通しについて考えていきます。
1週間の振り返り
先週、どこかのくまが様子見が続きそう。などといっていましたが月曜日から想定外の値動きになりました。
中国のAI、DeepSeek-R1のリリースで市場は大荒れ。
あっというまにドル円は153.731円まで下落しました。
ただ、戻りも速く翌日の火曜日のお昼ごろにはほぼ全戻しとなりました。
現在、この混乱は落ち着きを見せていますが、DeepSeekについては未だに色々な見解が入り乱れている状態です。
下落から一転、火曜日に黄色のボックス(おおよそ154.8円~156.8円の範囲)に戻ってきたドル円。
そこからレンジ内でヨコヨコとした動きをするのかと思いきや木曜日から金曜日にかけて再び下落しました。
特に何かあったというわけでもなく、原因ははっきりしていません。
月末フローの影響ではないかという説が有力そう。
金曜日の終値は155.156円。
なんだかんだで、黄色ボックスレンジ内に戻ってきて週を終えています。
■ くまの取引実績
評価損益 | 0 円 |
決済損益 | 13,000 円 |
スワップ損益 | 3,024 円 |
先週はエントリーする場所がダメダメでした。
153円後半まで下落しての押し目は想定の中にはあったのですが、待ちきれずポジポジ。
浅い位置でエントリーしてしまい、微妙な結果に。
同じことを何度繰り返しているんだっていう感じではありあすが、 月末フローの存在を忘れてしまうのもそろそろ卒業したいところです。
今週の見通し
<2/3からの主なイベント>
・2/3(月)ISM製造業景況指数
・2/4(火)JOLTS求人件数
・2/5(水)ADP雇用統計
・2/6(木)失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
・2/7(金)雇用統計
今週の注目イベントはなんといっても雇用統計。
同時にこれまでの雇用統計の大幅な下方修正があるとも言われています。
雇用統計の内容次第で大きく流れが変わる可能性もあるのではないでしょうか。
現状、雇用統計の悪化予想が多いですが、果たして結果はどうなるのか。
悪化するとした場合でも、現在の相場にどれくらい織り込まれているのか。
なかなかに難しい局面です。
今週のドル円相場は、メインシナリオとして引き続き下方向の動きを想定しています。
その上でポイントの一つとなるのが緑の水平線、153.8円前後のライン。
このラインは直近で2回、過去にも何度かサポートされています。
ここを下に抜けるかどうかは見ていきたいです。
金曜日には一度、青の上昇ラインを下抜け。さらなる下落の兆候も示されています。
緑水平線前後でサポートされた場合は、ここを下限としたヨコヨコの小さなレンジの形成もしくは反発。
突き抜けた場合は赤の水平線、152円前半までの下落を視野に入れています。
サブシナリオは下落せずにこのまま黄色ボックスのレンジ範囲の上限を目指していく形。
ただこれは確率低いかなと考えています。
今週はトランプ大統領になってからの初めての雇用統計。
雇用統計以外にも重要イベントが多く、大荒れの可能性もあります。立ち回りには注意していきたいところです。
以上、今週の見通しでした。