『SBI日本高配当株式（分配）ファンド（年４回決算型）』の10月の月次レポートが公開されていましたので、見ていきたいと思います。
ちなみに9月の月次レポートは………、完全に忘れてました。

月次レポート https://www.sbiam.co.jp/fund/pdf/8931123C_japanhighdiveq_dis4_mr_2410.pdf

運用実績

9月からは多少回復したようですが、基準価格は高値からは9%程度下げた状態。

これを書いている11月15日時点での基準価格は11,165円。
ここのところは横這いを続けています。

大統領選のトランプさん勝利でSP500は高値更新、ドル円は円安進行中。
日経平均もそうなのですが、すっかりおいていかれている感じです。

ポートフォリオの状況

配当利回りは4%台にのってきました。
運用状況のところに記載がありましたが、意図的に配当利回りの高い銘柄のウェイトを増やしているようなのでその影響だと思われます。

PBRは8月の1.56倍と比べるて1.44上昇。
PBRは1倍～1.5倍程度が適正とされているので、割高傾向。

ROEは8月の12.31%から12.27%へ0.04%下降。
経営効率の良さを表すROEは10%を超えていれば良いされてています。
少し下がっていますがほぼ横ばいといった感じです。

ファンド運用状況

10月は高配当銘柄のウェイトを80%程度に維持。
海外投資家の評価の高い銘柄と高配当銘柄の中で利回りの高い銘柄のウェイトを増加。
高配当銘柄の中で利回りの低い銘柄のウェイトを低下させた様です。

今回、改めて思ったのは、このファンドは日本株に投資して高配当を出すファンドなのだろうということ。
自分は高配当銘柄に投資するファンドだと思っていた節があり、 運用方針で腑に落ちないところがあったのですが気づいてスッキリしました（今更）。

以上、『SBI日本高配当株式（分配）ファンド（年４回決算型）』の10月の月次レポートについての確認でした。