SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)7月の月次レポートを見る
『SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)』の7月の月次レポートが公開されていましたので、いつも通り見ていきたいと思います。
月次レポート https://www.sbiam.co.jp/fund/pdf/8931123C_japanhighdiveq_dis4_mr_2407.pdf
運用実績
7月の基準価格はマイナス。
8月の日経平均暴落とともに、くまの場合は現時点で設定来からの収益もマイナスに転じています。
くまと同じように結構な割合の人の収益がマイナスになっているのではないでしょうか。
8月12日時点での基準価格は10,523円。
8月の月次レポートの内容と次回の分配金がどのような扱いになるのかが気になるところです。
ポートフォリオの状況
配当利回りは前回の3.53%から0.34%の上昇。
これは全体的に株価が下がったことによる影響で、
おそらく来月もこの傾向は続くのではないかと思われます。
PBRは前回の2.21倍から1.54倍へ0.67減少。
PBRは1倍~1.5倍程度が適正とされているので、ほぼ適正範囲といったところか。
ROEは前回の11.99%から11.33%へ0.66%減少。
経営効率の良さを表すROEは10%を超えていれば良いされてています。
減少はしていますが、10%を超えているので妥当な範囲内ではないでしょうか。
ファンド運用状況
6月に引き続き7月も銘柄数が増加しています。
前回50から今回79で29銘柄が追加されていました。
全体としては高配当銘柄のウェイトを増やして、それ以外の銘柄のウェイトを減らしたとのこと。
日本高配当なので高配当銘柄のウェイトが増えることに対しては個人的に異論はありません。
今後の更なる下落に対して、アクティブ運用の実力を見せつけてほしいところです。
以上、『SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)』の7月の月次レポートについての確認でした。
月次レポートについては来月も見ていく予定です。よろしくお願いします。